
♪ 負けてくれと言う前に!
部品の価格を必ず「もう少し負けてくれ!」という業者の方がいます。
何を理由に負けてほしいと言う訳でもなく、必ず負けてくれ!という要求・・・・・
それとか、同業者にも「利益が無いので負けてほしい!」と言うお願いをしてくるケースがとても多いです。
仕入れ先の価格を下げさせて、利益を確保する・・・・ これって商売でしょうか?
仕入れた物に自分の付加価値をつけて利益を生ませるのが商売のはず・・・・
仕入れ先の価格を安くさせることが「交渉努力」と勘違いしている経営者も多いのが日本でしょうか・・・・
仕入れ価格が幾らであろうと、そこに自分から購入される方への付加価値を付けて、その対価として利益をいただくこと、それが商売であり、プライドであるべきです。
しかし、どうしても安くして欲しいケースもあると思います。
それは、トラブルがあって、その処理で利益もないため、赤字を少しでも減らすため・・・・
それくらいではないでしょうか?
それも、いつも利用していただいている場合で聴ける話で、安定した取引も無いのに、お願いしてくるのも非常識ではないかと・・・・
日本の商売モラルは如何に仕入れを安くするか・・・・が利益確保の源と言われ、行われてきたようですが、仕入れた物に付加価値をつける! そこに利益が発生する! と言う文化を取り入れていかなければならないと思います。
その付加価値の創造こそが、支持をいただけるお客様への「心」であり、ビジネスとしてのプライドであるべきです。
当社のヨーロッパの取引先から聞いたことがあります。
日本の業者から「普段仕入れている量の何倍も今回は買うから価格を安くしてくれないか!」と言う要望があったが、何度もその様な要求をしてくるので、取引を断った!
と言う話です。
何故取引を断るまでの判断があったのか???
理由を聞いて、驚いたというよりも、納得した理由でした。
その理由は、ニーズが増えての大量発注ではないため、年間生産スケジュールが狂い、返ってコスト高を招くから! と言うことなのです。
本当になるほどと思いました。
この様な考え方が標準なのも「流石ドイツ!」と感じたものです。